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Crosstalk Of Seniors
座談会
先輩×後輩の
疑問に答えるここだけの
本音トーク!
工事部の社員による先輩・後輩を交えた座談会です。入社直後は、上司や先輩による丁寧な研修を行うことが特徴的な辻村工業。普段から先輩・後輩間の交流は多いですが、今回は「身近で親しい存在になりすぎて、改まって聞きにくいかも…」という疑問をお互いにぶつけ合いました。
メンバー紹介
Members Introduction
S.S
2022年入社
M.R
2021年入社
S.M
2019年入社
N.A
2001年入社
Q1
仕事が楽しい・キツイのは
どんなときですか?
S.M
まずは、今の仕事に対する気持ちを聞きたいです。
「これが楽しい!」「これはキツイ…」ということはありますか?
M.R
「自分、できるようになってる!」と気付ける瞬間は楽しいです。
「君はどう思う?まずは自分で考えてみて」って言われるときがあるじゃないですか。最初は当然、正しいやり方はできないんです。でも、繰り返すうちに「自分の考えたやり方が認められるようになった!」って実感できるようになってくるんですよね。
S.S
仮に間違った考え方をしていても、先輩方がフォローしてくれるので、安心して取り組めますよね。
僕はまだ勉強中のことがたくさんあるので、「自分の知識で何かをやった!」という実感はないんですけど…やっぱり、1から建物ができる様子は、何度見てもこの仕事の一番楽しいところだなって思います。
M.R
キツイことは…仕事のなかでは、ほとんどないですね。しいて言うなら、暑い日の作業は大変だな、とか、重たいものを運ぶのは苦労するな、とかですかね?
S.S
天気に左右される仕事なので、そこは大変ですよね。でも…僕も、それ以外にはないかもしれません。
N.A
本当?気を遣ってるんじゃない?(笑)
M.R
大丈夫です、使ってないです(笑)
Q2
以前と今とを比べて、
仕事のやりがいに変化はありますか?
M.R
僕らのほうからも質問していいですか?
N.A
もちろん! 今日のためにいろいろ考えて準備してきたので、何でもどうぞ!
M.R
ありがとうございます!
何年か経つと、仕事の「楽しい!」と感じる部分や、やりがいも変わってくるんですか?
S.M
まだ4年目に入ったところですが、1~2年目とは違うなと思います。
最初の頃は覚えるだけで精一杯だったんだよね。でも、最近はいろんな知識がついてきて、お客様と深い話ができるようになったんだよね。入社したての時って、「何を言ってるかわからない」って感じだったから、対等に話せるようになるだけでも、すごく楽しいと感じるかな。
N(上司)さんはどうですか?
N.A
そうですね…うーん…。
S.M
準備してきたんですよね?(笑)
N.A
ちょっと思い出しタイムでした(笑)
でも、仕事のひとつずつが楽しいのは、最初の頃から変わらないよ。特に、「その環境にどう設備を収めるか」を深く考える工事が好きかな。
M.R
「特殊な環境のもの」とかですか?
N.A
そう!一定の温度で保管するモノのための設備とか、頭を悩ませるのが楽しいね。
経験を重ねて増えてきたやりがいは、後輩や部下を育てることかな。自分のスキルを教えて、できるようになるところを見守るのが楽しいんだよね。
Sさんが「最初の頃は、何を言ってるかわからなかった」って言ってたけど、そこから少しずつ専門的な会話ができるようになってくると、「この子も成長したな」ってうれしくなるよ。
S.S
先輩方からも、そういう成長って見えるんですね。うれしいです。
Q3
今後の目標はありますか?
N.A
「今後こうなりたいな」って目標はありますか?
M.R
まだ、先輩方みたいに一人で検討(施工プランを考えること)からやったことがないんですよね。 だから、「自分で検討ができるようになる!」が今の目標です。
S.S
僕も、「自分が書いた図面が形になる」という経験がまだないので、そのためにもっと勉強していきたいと思っています。
M.R
目標のために、「こんなことするといいよ」ってアドバイスはあったりしますか?
S.M
私は、「とにかく勉強」かなって思います。特にこの仕事では、勉強って言っても本を読むことはもちろん大事だけど、先輩の仕事を見て、わからないことは何でも聞くってことも大事なんじゃないかな。「ここまでできれば完璧!」というゴールがある仕事ではないので、何年たっても勉強の毎日だと思うし。
だからこその面白さっていうのもあります。興味を持ったことはどんどん覚えられると思うので、自分の興味のアンテナを色んな方向に向けてみるといいんじゃないかな。「何だこれ、気になる!」みたいに。
N.A
全部言われてしまったので…僕から言うことはないです(笑)
S.S
え!?(笑)
Nさんにもぜひアドバイスしてほしいです!
N.A
でも、本当にSさんの言う通りで、最初のうちは少しでも興味を持ってやってくれたらそれでいいと思うよ。
「早くいろんなことをやってみたい」って気持ちはあるだろうけど、まずは基礎を覚えていってほしいな。そうすれば、今後何でもできるようになるよ。お客様への提案でも、設計図でもね。
Q4
自分で「満足できた」という
仕事はありますか?
S.S
「この仕事は100点」というような、「満足できた仕事」って今までにありますか?
S.M
実はまだないんです!
先輩方に見てもらいながらですが、一人でやる仕事を任されてから2年半くらい経ちました。もちろん、毎回全力で取り組んでいますが、いつも「まだ足りない!」という気持ちです。
N.A
Sさんが任されている現場は、考えることが多いところばっかりなんだよね。
でも、周りの人の期待に応えて、すごくがんばってくれていると思うよ。そんなに自分を低く見積もらなくても、協力会社さんから褒めてもらっている声をよく聞くから、自信を持ってほしいな。
S.M
本当ですか! だったらすごくうれしいです。
N.A
たぶんどれだけ手掛けても、満足できる仕事って数件しかないんだよね。
僕は10年くらい前から設計の仕事もやるようになったんだけど、「お客様に満足してもらえる仕事ができた」と感じるようになったのは最近のことだよ。
「100点満点の仕事」っていうのは、実はないのかもね。それがこの仕事の面白いところでもあるし、難しいところだと思うよ。
M.R
S先輩も、「ゴールがない仕事」って言ってましたもんね。
N.A
そうそう。「設計図通りにやるだけ」が正解じゃないから、無限に成長できる仕事だよ。
Q5
どんなことが仕事の
モチベーションになっていますか?
N.A
さっき、「キツイことは現場の天候くらいかな」って話してたけど、やっぱり大変なことはあると思うんだよね。そういうとき、どういうことをモチベーションにしてがんばってるの?
M.R
自分の好奇心がやる気のもとになってると思います。
勉強することはまだまだたくさんあって、先輩や同期との知識の差もあります。「まだ自分が知らないことがある」「それをこれから知ることができる」というのが、一番のモチベーションですね。
もちろん大変なときもありますけど…そういうときは、お休みの日はきっちり切り替えてリフレッシュしてます!
S.S
図面を見てもわからないところがたくさんあるし、業務もできないことのほうが多いです。だからこそ、自分で工夫しながら挑戦して、少しずつできるようになっていく過程がやる気につながっていると思います。
あとは、同期と会ったときにお互いを励ましあったりしてます。「最近どんな感じ?」「がんばろうね」なんて話すと、自然と前向きになれるんですよね。入社後の研修や講習会などで同期と接する機会が多かったので、同期との関係性はとてもいいです。仕事とプライベートのこと、両方気軽に話せる相手って貴重だと思うので、すごく支えになっています。
Q6
仕事の転機となった
エピソードはありますか?
M.R
「このタイミングで、仕事に変化があったな」というような転機ってありますか?
S.M
うーん…今すぐに思い出せることはないかも…何かあったかな?
N.A
俺に会ったこととか?(笑)
S.M
それはありますね(笑)いろんなことを教えてもらったので、「良い上司に出会えたな」と思ってます!
でも、ベテランのNさんのほうがそういうきっかけのエピソードはありそうですよね。
N.A
「辻村工業に入社してからの転機」じゃなくて、「辻村工業に入社したことが転機」かな。
辻村工業のやり方を知ることで、仕事への向き合い方が大きく変わったよ。他社との違いが出にくいと言われている設備業界の中で、「社員の工夫する力や仕事への向き合い方」で大きくなってきた会社だから、僕らに求められるものがたくさんあるんだよね。
「設計図はあくまでベースで、色々な制約がある中で、それをどう肉付けして形にするかは個々の技術者の力量次第」という考え方を知ったことで、まだまだ学ぶことがあると感じて、猛勉強するようになったね。
S.M
たしかに、「設計図はあくまで土台的なもの」「そこからどう発展させられるかは、自分たちの力量が大きくかかわってくる」という考え方は、入社当初から教わっていました。
そういう「視点が変わった」というところから考えると、私の転機はSくんやMくんたちみたいな「後輩ができたこと」かもしれないです。先輩に見てもらう側から後輩を見てあげる側に変わったことで、「そうか、こうすれば見てもらいやすいんだ」という気付きが増えました。
自分が入社直後に「どうして、手間をかけてまでこうしなきゃいけないんだろう?」と思っていたことの理由がわかるんですよね。「あのときの先輩は、私のために言ってくれてたんだな」って、今は感謝の気持ちでいっぱいです。
Q7
辻村工業は
どんな会社だと思いますか?
S.S
「人柄が良い方が多い会社」だと思います。
僕らはみんな一人で仕事をするわけではなく、社内の上司や先輩はもちろん、職人さん、協力会社の方、地域の方々…いろんな方と関わってひとつの建物を作っていきます。そこでの人間関係って、スムーズに進めていくためにすごく大切だと思うんですよね。
だからこそ、全員が協力して進んでいく現場を見ていると「みんなの関係性がすごくいい会社なんだな」と実感します。
M.R
皆さんの関係性については、僕も強く実感しています。
一緒に仕事をする方をはじめとして、別の部署の方や他の現場でがんばっている同期も、みんな気さくに話してくれるんですよね。温かいつながりがあるというか…。
僕は、大学ではまったく違う分野のことを勉強してたので、入社当初はとても不安でした。でも、真面目に取り組んでいれば、周りの方がそれをちゃんと評価してサポートしてくれます。だから安心してこの仕事を続けられてると思うんです。「どんなふうにがんばっているか」をきちんと見てくれる人たちばかりの会社ですね。
S.M
たしかに、周りのサポートや教育体制がしっかりしている会社だと思います。
社内研修や外部講習の仕組みが整っていて、会社全体から「がんばる人を支えたい」っていう気持ちが伝わってきます。
先輩方も、ただ指示を出すだけ、とか、自分で考えるように丸投げする、ではなくて「一緒に考えてくれる」「真剣に相談にのってアドバイスをくれる」という方ばかりです。それも、部署の垣根がないんですよね。
社内には業務上で直接関わらない方もいらっしゃいますが、「全員の名前と顔が一致する」というのもすごいことだな、と思います。
N.A
「いい会社にしていこう」という意欲を持って動いている会社だな、と思います。
今、みんなが言ってくれたようなことも、ここ数年で少しずつ変わってきた結果なんだよね。「がんばってくれている後輩たちのやる気を後押ししたい」という思いで、いろんな仕組みや制度が見直されてきたんだよ。
それを受けて、みんなが「いい会社だな」と感じてくれたのなら、すごく意味のあることだったと思います。まだまだ「もっと良くしていこう」という変化の途中にある会社なので、これから入ってくる方々の「学びたい!」「成長したい!」という気持ちに、もっと応えられるようになっていったらうれしいですね。
Talk # 01
入社2年目の本音
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